調整局面の金投資は絶好のチャンス
金の投資というと、ユダヤ人はじめ世界中の富豪レベルの人は、好んで行う手法です。もちろん彼らは多額の資産がありますから、ポートフォリオの一部として運用しています。
今現在お金がない場合は、彼らの真似をするのではなく、投資できる金額のすべてを金に割り振ってもいいと思います。ただしっかりとリスク分散するために、ドルコスト平均法を使い毎月定額で積み立てていくことが大事です。
これにより価格が安い時は多く買え、高い時は少なめの買入をして購入単価を平均化することができます。そして長期投資をしていくと、金はほぼ確実に上昇していくので20年〜30年以上運用することで勝ちはほぼ確定です。
その過程でビジネスに成功するなど、余剰資金ができれば、その時初めて他の株式や債権に投資していけばいいのです。あまり資金の少ないうちから分散してしまうと、逆に損することが多いので、最初は集中化するのがいいでしょう。
今の金価格の調整局面は絶好の投資機会
2011年度に金価格はピークを付けて、そこから現在まで調整局面で価格が下落しています。約3年以上それが続いているので、今は長期投資の観点で見ると絶好の機会です。
もちろん短期投資的にはまだ見送りですが、長期でしたらこれ以上のタイミングはないでしょう。後1年程度は下落が続くかもしれませんが、ドルコスト平均法で低値で仕入れているわけですから問題ありません。
その後の上昇局面で、利益を大きく伸ばすことができるはずです。金は債権や株式と違って、現物資産なのでただの価値がゼロの紙切れになる心配もありませんし、長期投資にはもってこいです。
しかも埋蔵量も限られていますし、長期的にみると安定して価値が上昇しています。これ以上の資産はないと思います。
原油などは、シェールガスなど代替エネルギーもあるので将来的には価格の推移が良く分かりませんし、やはり金は魅力的です。
将来の税金の上昇もメリットに
金は購入するときに、その時の消費税分が加算されます。現在なら8%になります。ただ売却する時は、その時点の消費税分が加算されてお金を受け取ることができます。
これを考えると、長期投資のメリットがさらに増します。少子高齢化の日本は、これから税金の上昇は避けられません。そのため金を長期で保有すればするほど、売却時の加算分も増加していくのです。
金自体の上昇益と税金の差額金利分の利益がダブルで稼げるので、この点でも金投資がお勧めできます。基本的に考えると、個人で積み立てていく年金と思って投資するのがいいと思います。
短期の上げ下げで一喜一憂しなければ、大きな資産増を狙える投資法です。